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人材コーディネーター座談会

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グッドワークコミュニケーションズで人材コーディネーターとして働く4人の方に、現在の仕事の内容や取り組み方、印象的なエピソード、コーディネーターに向いている人などについて、赤裸々に語ってもらいました。

M.S.

人材コーディネーター4年目
チーフ
前職はケーブルテレビ関係の映像制作

H.H.

人材コーディネーター5年目
マネージャー

Y. I.

人材コーディネーター2カ月
チーフ
新卒入社4年目

R.H.

人材コーディネーター2年目
前職はハンバーガーショップの店長代理

TALK THEME01
業務や仕事の進め方
H.H.

私は、基本的には営業職や販売職、コールセンターなどの仕事に就業していただく方と接することが多いですね。求職者様のみなさんと接触して、そこで本人がどのような仕事をやりたいかを確認して、それによって就業のスタートを決めていきます。

M.S.

私は、求職者様の方と一度、直接もしくはZoomでお話させていただいて、本人がどういうことをしたいか、どういう仕事をしていきたいか、今後どういうキャリアビジョンで進めていきたいかをヒアリングします。 それを聞いて、「こういう仕事が合っているんじゃないか」と、こちらから提案させていただくこともありますし、もちろん、本人が営業や販売、コールセンターなど、やりたいことがある場合は、本人の希望に寄り添うことを一番に考えていきます。 私の場合は、求職者様中心に進めていくことが多いですね。こちらから提案させていただくこともありますが、本人が嫌だと言ったらそこまでなので。求職者様の方にとってはもちろん、我々としても、企業様にとっても、短期で離職されてしまうのが一番困ることなので、極力、求職者様の方に寄り添うようにしています。 でも、100%求職者様の条件にマッチするというのはなかなか難しく、妥協できる部分とどうしても譲れない部分を聞いて、その部分だけはマッチさせるというやり方を取ることもあります。

R.H.

全体を通しては、いま、お二人が言ったものと相違ないですが、私が意識していることは、グッドワークという社名を出しているので、企業様との関係性ですね。もちろん、求職者様の方も大切ですが、企業様から案件をもらわないと、そもそも応募が来てもご紹介できないということになってしまうので。私自身は、企業様を第一に考えた上で、先ほどM.S.さんが言っていた要素を組み合わせて、仕事を進めています。

Y. I.

私の場合は、フォーカスが求職者様の方に向いているんですよ。というのも、長く働いてもらうことが正義だと思っているので。長く働いてもらわないと企業様も損するし、我々もそうですが、一番は本人にとってすごく損になってしまう可能性が高い。3カ月4カ月で辞めてしまうと、その時間もそうですし、ご本人の気持ちや機会も奪いかねないので、どうしたらその人が長く働いていけるのか、長く働いていこうと自分に矢印を向けていけるかということは常に考えています。

TALK THEME02
人材コーディネーターになったきっかけ
H.H.

私が営業として働いていた時に、人材コーディネーターという仕事ができたんです。営業先で正社員登用の話もあったので、そこで営業として極めてやっていくか、新しい仕事に就くか、正直悩みましたが、ベンチャー企業の面白さもありましたし、年功序列もなく、そういうところでキャリアアップしていくというのも、人生として面白いかもしれないと思って、この仕事を始めることを決めました。

M.S.

私はH.H.さんと同じ職場にいて、H.H.さんから「こういう仕事があるんだけどやってみない?」と声を掛けられたのがきっかけです。

H.H.

当時、この仕事はまだ立ち上げの時で、件数も増えていたのですが、未経験で人材コーディネーターを育てていくより、ある程度、現場の経験もあって信用できる人ということで、M.S.さんに声をかけたんですよね。同じ現場にいて実績も見ていたし、そういうところも含めて適任かな、と思って。こういう時じゃないと、こういう話はできないので。笑

TALK THEME03
人材コーディネーターとして印象的だったエピソード
M.S.

働いていない期間が長期的に空いてしまい、なかなか決まらないという方がいました。その方と面談をして、強みを探して深掘りをして、言語化してアピールした結果、「未経験でもいいよ」と言ってくれた企業さんに就業することができたんです。その後、実績も出て評価されて、正社員という形で、長く働ける環境を見つけることができました。その求職者様さんに「ありがとうございます」と言われたときは、その方の人生の支えの一部になったように感じられて、すごくやりがいがありましたね。 未経験で営業職をやるとなると、企業様も、本当にできるのかどうか不安になります。でも、接客業の経験があって、その時に自ら提案した経験があったりすると、そういうエピソードを盛り込んで、「目標値を持ちながら取り組んできた結果があるので、この方は営業でもしっかり達成に向かってやっていけるタイプです」というようにプッシュできたりするんですよね。

Y.I.

人材コーディネーター自体の人数も少なかったときに、関西への出張を命じられたことがありました。関西までの出張費を出してもらって行ったのに、不採用をもらってしまって「帰れない」と思いましたね。 その後、その件を引きずってしまい、あまりいい結果が出せずにいたのですが、H.H.さんに相談してアドバイスをもらって、気持ちを切り替えることができました。それからは、求職者様の方とも、少し楽な気持ちでやり取りできるようになって、結果も付いてくるようになったと感じています。

R.H.

初めて携帯販売の担当をした際、私が窓口となって人材を紹介したのですが、そのスタッフが3日くらいで辞めてしまいました。先方からもお叱りを受けるし、今後はもうないだろうと思っていましたが、先輩にもアドバイスやフォローをいただきながら、先手先手で動いて、スピード感を持って対応した結果、いまでも良好なお企業としてお付き合いいただいています。

TALK THEME04
空白期間がある求職者様へのアプローチ
M.S.

私の場合、なぜ空白期間ができたかという理由を聞いて、例えば親御さんの介護で仕事ができなかったという場合、それは仕方のないことなので、企業様にもそういう話をして、求職者様の方の不安を解消したり、後ろめたさを感じないようにケアすることを意識しています。

H.H.

私もM.S.さんと同じで、まずは求職者様さんに安心をしてもらうことを意識しています。変に職歴を掘り返すと、「そこがネックなんだな」と思わせてしまうので、聞きたい内容だけをさらっと聞いて、あとはもうポジティブな部分を強調して、安心してもらう。実際、空白期間がある人も多いんですよね。全体の3割くらいはいらっしゃるので、そういう現状もお話ししつつ、先方にもきちんとお話しするので隠す必要はありませんよ、と言って安心感を持ってもらえるように対応しています。

TALK THEME05
現場を経験してから人材コーディネーターになるメリット
R.H.

私は中途でこの会社に入った時、コールセンターに配属になったのですが、最初は「なんで現場なんだ」と思うところが正直あって。でも、やっていくうちに、コールセンターの楽しさや難しさも知って、現場も慣れてきて、自分が教える立場になっていきました。 3年ほど従事した頃に人材コーディネーターの話をいただいたのですが、現場の経験があったからこそ、企業先との関係性作りにも役立ったり、求職者様の方にも具体的なアドバイスができるのでついてきてくれますし、この経験にいまはとても感謝しています。

Y.I.

中途採用であれば、前職での実績や経歴がありますが、若手や新卒は何者でもないですしね。実際に現場を理解して、実績を作っていまの立場になれたので、すぐにコーディネーターになるよりも、現場を経験したいまの方が、自信を持って、周りにも相対することができますし、先輩のいい例を見ながら働けているので、私も現場を経験できてよかったです。

H.H.

私たちも新卒は初めてだったので、自分が担当できるのかという不安もありました。新卒ということで、中途の方とはまた違う強みをアピールする必要があります。新卒ってやっぱり素直なので、その部分や伸びしろの部分を強調して、「可能性も大きいですよ」というところを伝えていたら、「じゃあ、試しにやってみようかな」というような感じでスタートしましたね。その時、4名くらい入ったのですが、「素直だし覚えもいいし、なかなかいいね」ということで、2年目に30名、3年目で50名というように、採用してもらえる人数も増えていきました。不安はありましたが、新卒の強みを活かしていったというのはありますね。

TALK THEME06
人材コーディネーターに向いている人
Y.I.

チームで動くことも多いので、協調性がある人がいいと思います。それと、強みになるのは言語化能力。求職者様の方にも、企業様にも、薄いことを並べるだけでは上辺だけの関係性しか作れないので、いま直面している課題が何か、求職者様の方や企業様が何を求めているのか、双方が思っていることの意図をしっかりと伝えられる言語化能力は、コーディネーターにとって強みになると思うので、私自身も日頃から磨くようにしています。

R.H.

ひとりひとり感情があり、人生や考え方も違うので、その人の気持ちを読み取る力は非常に大事だと思っています。ひとつの方法が成功したから、ずっとその方法でいいかというとそうではなくて、その人の気持ちを察して、「この人にはこういうアプローチの仕方なんだ」というのを敏感に感じ取れる人が向いているかなと思います。 本当に困っているところの気持ちを察してあげないと「物として扱われているんじゃないか」と思わせてしまったり、「とりあえず入れればいいんでしょ」という感じになってしまうと、長期で働くというところにつながらなくなってしまうので。 営業力ももちろん大事ではありますが、相手の気持ちを細かく察することができる人が向いていると思っています。

M.S.

マイナスの部分も言ってしまうと、コーディネーターの仕事って理不尽なことが多いじゃないですか。R.H.さんが言ったように、扱っているのが物ではなく人なので、ひとりひとり感情があるので、例えば「辞めたい」ってなった時に、早くから相談してくれる方もいれば、急に「辞めたい」と言い出す方もいますし、最悪なケースとして先方から「今日来てません」と言われることもある。 どうしても理不尽なことがあるので、そういうところで我慢、という言い方が合っているのかわかりませんが、耐えられる人じゃないと務まらないと思っています。 もちろん、自分のミスで謝ることもあるんですけど、人のミスで謝ることの方が圧倒的に多い。自分起因じゃないことで謝ることが多いので、「人の役に立ちたい」という気持ちだけで来た人は、その理不尽さが大きすぎて、たぶんギャップが生まれると思います。 うちの会社が、まず現場を経験させることの意味合いのひとつに、ある程度、理不尽なクレームなども受けて、鍛えるというわけではないですが、経験していくことが重要だと考えているからだと思うんですよね。

TALK THEME07
人材コーディネーターという仕事について
H.H.

人材コーディネーターという仕事は、自由度の高い仕事だと思っています。ミスがあった時に、先輩からアドバイスをもらったり、自分の中で改良しながらできますし、ある程度、マニュアルはあるとは思いますけど、「こうやってください」というものはありません。うまくいかなかった場合でも、「自分のここが悪かったから、次はこうしていこう」というように、自己成長にも繋がっていくので、そういう部分も含めてやりがいのある仕事だと思います。

R.H.

みんな、ベースは同じ感じでやっていると思いますが、私の場合、顔合わせの席で求職者様の方よりも、私がしゃべってしまうことが多いんですよ。求職者様の中には、緊張してしゃべれなかったという人もいて、せっかくいいところがあるのに緊張して何も言えなかったというのは残念なので、「隣にいてくれれば、私があなたの魅力を全部しゃべります」という気持ちで「この方は、こんなにいいところがあります」と企業様にお伝えします。 いくつもある派遣会社の中からうちの会社を選んでいただいたということもありますし、転職って人生のターニングポイントだったりするので、そこは全力で応援したい。そういう気持ちから、しゃべりすぎてしまうのかな、とは思っています。 私がコーディネーターを目指したのも「人の役に立ちたい」というところが一番なので。

H.H.

求職者様の方の話を聞く力やコミュニケーションスキルは身につきますし、B to Bの部分の仕事でもあるので、ビジネスマナーや営業要素など、いろいろな仕事の経験やスキルが身につくというところも魅力だと思います。金銭的なところでも評価してもらえますしね。

TALK THEME08
目標とメッセージ
Y.I.

僕は自分が新卒から入ったので、新卒の20代に向けた目線が強くなってしまうのですが、「この人の会社に入れてよかったな」と思ってもらえる対象になることがすべてですね。自分がいままでどうしてがんばってこられたかと振り返ると、尊敬できる先輩や上司がいたのはもちろんですが、コーディネーターがいたからというのは間違いないので、これから入ってくる人にも、「このコーディネーターがいてくれたからよかった」と思ってもらえるようにがんばりたいです。

Y.I.

ひとりひとり感情があり、人生や考え方も違うので、その人の気持ちを読み取る力は非常に大事だと思っています。ひとつの方法が成功したから、ずっとその方法でいいかというとそうではなくて、その人の気持ちを察して、「この人にはこういうアプローチの仕方なんだ」というのを敏感に感じ取れる人が向いているかなと思います。 本当に困っているところの気持ちを察してあげないと「物として扱われているんじゃないか」と思わせてしまったり、「とりあえず入れればいいんでしょ」という感じになってしまうと、長期で働くというところにつながらなくなってしまうので。 営業力ももちろん大事ではありますが、相手の気持ちを細かく察することができる人が向いていると思っています。

R.H.

できたらいいなという目標としては、他の派遣会社との契約をすべて切って、グッドワーク1本にする企業が増えてくれるとうれしいです。グッドワークのR.H.さんだから人を募集しますとか、人を取りたいですと言ってくれるような関係性を作って、いままで10社と契約していたけれど、グッドワーク1社にしたよ、と言ってくれるようなところを目指していきたいですね。

【監修】グッドワークコミュニケーションズ

人材コーディネーターの育成に力を入れているグッドワークコミュニケーションズには、未経験からでも人材コーディネーターを目指せる環境があります。

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未経験でも一人前の人材コーディネーターへ

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人材コーディネーターは、さまざまな求職者や企業と出会います。年齢も個性も価値観も異なる人たちと出会い、対話をすることは多くの刺激を受けます。視野も広がり、考え方も柔軟になるなど、自分自身の成長にも繋がります。

コミュニケーション能力や対人折衝スキルを磨き、自ら考えて行動する力を養う絶好の場所です。

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あなたの人生の優先順位を一緒に作りましょう。

人を助けたいという想いが根本にあるあなたへ

人材コーディネーターは、求職者と企業の無限のパターンがある中で、最適なマッチングを目指さす答えのない仕事です。根底にあるのは、「誰かの役に立ちたい」「人をサポートしたい」という純粋な想いであり、私たちの仲間も「愛情深いおせっかい」な人たちばかりです。

現代社会では、長時間労働や職場での人間関係の悩みなど、若い方々が自身の可能性を閉ざしかねない状況が散見されます。人より何が得意なのか、自分にしかできないもの、これだけは絶対に負けないものは何なのか、そういうものが見つかる前に、長時間労働や年功序列で潰されてしまうことが多い気がします。世の中はもっと可能性に満ちているはず。若い人たちには、自分の可能性を追いかけてもらいたいと願っています。

グッドワークコミュニケーションズでは、ひとりひとりの個性と可能性を大切にしています。多様な現場での経験を通じて、コミュニケーション能力や対人折衝スキルを高め、将来のキャリアアップにつながる力を養うなど、あなたの未来を一緒に考える社風があります。

「人を助けたい」「誰かの役に立ちたい」という想いを持つあなたに、スタートの場所に選んでもらえたのなら、これほどうれしいことはありません。みなさまと会える日を心より楽しみにしております。

株式会社グッドワークコミュニケーションズ 代表取締役:植田 修吉 株式会社グッドワークコミュニケーションズ
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